Lord of the Flies を読み終わったので紹介です。
今回も、「英語の本を読む会」で読んだものです。
15少年漂流記的な無人島漂着ものです。この本が書かれたころには、このテーマの小説がたくさん書かれたらしい。当時の流行りだったんですね。
他作品との差別化をはかったのかわかりませんが、Lord of the Flies は、児童文学とはいえないのではないかと思う殺伐とした展開のストーリーになります。どちらかというと大人向けな作品だと思う。
無人島にみんなで流れ着いたから、仲良しこよしでがんばろーぜー! みたいな展開にはならないのだ。
ご都合主義の展開で進む甘っちょろい映画や小説をみて、現実はそんなに甘くないのだよ。と思ってしまう、リアルな?少年冒険小説が読みたい人にはおすすめです。
英語的には、かなり難易度高いです。単語も言い回しもむずかしい。読みきるにはそれなりの覚悟がいります。うちは内容が面白かったので、どんどん先へ読んでしまいましたが、この本を精読できるようなレベルではありませんでした。
うちと同じレベルの方が素早く読むためには、難易度の高い風景描写をできるかぎりスルーするのがポイントです。
Lord of the Flies